アトピー治療ー薬物による治療1ー

薬物による治療

ステロイド(副腎皮質ホルモン剤)


ステロイドは、副腎皮質ホルモンにより過剰になっている免疫反応を抑制し、症状を和らげることを期待するもので、副腎皮質ホルモン剤の一種。
主として外用剤を用いる。現在のところ多くの臨床報告で効果が確認された、もっとも効果が高いとされる薬剤である。

ステロイドには薬品名によって様々なランクがあり、「Weak(弱い)」・「Medium(普通)」・「Strong(やや強い)」・「Very Strong(かなり強い)」・「Strongest(最も強い)」に分けられ、症状の度合い・炎症の発生部位によって使い分けのが通常である。

病院などでは、保湿剤・抗生物質(患部殺菌用)を混合して処方する場合もある。症状が重く QOL(生活の質)が著しく低下している場合は密封塗布や皮下注射を行ったり、或いはステロイド内服薬を服用する場合もあるが、その分副作用も強くなる。

ステロイド外用剤は薬局・薬店などで入手出来るものもあるが、強いランクのものは医師の処方箋を必要とする。

急激に使用を中止すると、本来の症状よりもさらに強くぶり返すリバウンドと呼ばれる現象を起こすといわれている。また長期連続使用により効果の減弱(タキフィラキシー)を起こすとも言われている。

これらは経験則的に広く信じられているが、単なる治療の中止による症状の増悪や、元疾患の悪化ではないかという異論も多い。なお、それ以外にも長期に渡ってステロイド外用剤を連用すると皮膚萎縮、皮膚感染症の誘発、毛細血管拡張といった弊害が出てくることが知られている。

しかしながら治療が困難な患者やアトピービジネスがその弊害を過剰に主張したり、内服薬の副作用を外用薬のそれと混同することもあり、治療現場は混乱している

Wikipedia:参照