アトピー性皮膚炎発症のメカニズム -遺伝的要因-


アトピー性皮膚炎発症のメカニズム -遺伝的要因-


アトピー性皮膚炎発症のメカニズムは、じんま疹のような即時型アレルギーに近いとされています。即時型アレルギーは、肥満細胞の表面に付着している免疫グロブリンの一つである「IgE抗体」が抗原と結びついて、抗原抗体反応を起こすことによって発症します。

アトピー性皮膚炎を起こす人は、もともとこの「IgE抗体」をつくりやすい体質であると考えられています。また、顆粒球の一種であり、肥満細胞と共にアレルギーの応答に関与する好酸球の比率が高いのも特徴です。

アレルギー性気管支喘息やアレルギー性鼻炎などにおいても同じように考えられ、これらの疾患はアトピー性疾患といわれています。アトピー性皮膚炎は喘息やアレルギー性鼻炎などのアトピー性疾患を合併することがあります。また、家族内の発症率が高く、親から子供に伝わる傾向があります。両親のどちらかがアトピー性皮膚炎がある場合50%以上、両親ともにアトピー性皮膚炎がある場合70%以上の割合で子供がアトピー性皮膚炎を発症する可能性があるようです。