アトピー性皮膚炎の治療ー呼吸療法ー

呼吸療法

アトピー患者は副交感神経が常に、そして過剰に緊張しているために
痒さが増幅しているので長吸短呼(長く吸って短く吐く)の呼吸に
よって交感神経を緊張させ、痒さを軽減するという理論。

他の病気に対する民間療法ではリラックスを司る副交感神経を緊張させる
ことを重視する場合が多いが、アトピーでは逆に副交感神経が過剰活性化
している場合があり、その度合いが高いほど痒さが増す。外に出ていて帰宅し、
ほっと一息ついたら痒くなる事があるが、これは交感神経が緊張している状態
から副交感神経が緊張している状態に変わったことに対応している場合がある。

継続的なストレスによって症状が増悪している場合もあるので、この理論がすべ
ての患者に当てはまるわけではない。

しかし、副交感神経が緊張するとリンパ球が増加して免疫力が高まりアトピーの
症状も悪化するため、長吸短呼はその面からもアトピーに有効だと言うことができる。


なお、自律神経やリンパ球とは関係なく、アレルゲンの体内侵入を防ぐという
目的でも鼻呼吸は有効である。